山田誠一建築設計事務所

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建築について.

2017.08.13


去年から今年に掛けて幾つかの賞を頂いたり、様々な方のご批評を受ける機会を頂けたこともあって、自分の建築に対する考え方や、ものつくりの姿勢が大きく変容しつつあるのを感じています.

クライアントの思いや、その場の環境を、建築によってどのように結びつけるのか.居場所をつくりだすのではなく、居場所を見いだすということはどういったことなのか.

今までの僕の建築のつくり方は、ー今までの建築を否定するということでは決してなく、作り手としての観点からー ある意味で片方の手だけでつくっていたような感覚を今は感じています.言いかえれば、建築にある定型のようなものをただそのままに受け入れた上で思考していた、と言えるかもしれません.

今はもっと自由に、柔軟に、建築を捉えたいと思っていて、その方法論を様々な諸先輩・同世代の建築家や、異業種の方々に触れることで、僕なりに培うことができつつあるように思います.

建築的に正しいのか、正しくないのかではなく、また与えられたプログラムに縛られることなく、より自由に、より楽しく、誠実に、純粋に建築と向き合っていきたいと改めて思っています.

今までは山に籠もるように深く掘り下げる意識の設計をしてきましたが、これからはもっと開かれた設計をしていきたい.住宅設計はもちろんですが、店舗設計や、公共建築、教育施設、まちづくり関連の取組みなど…多くのことに携わっていきたいと考えています.

開かれた思考の先に、クライアントをはじめ様々な方々と共有できる大きな喜びがあることを信じて、今日も設計に向かいます.



そのような気持ちの下、お盆だというのにまだ仕事をしておりますが、8/14・15はお休みしようと思っています.