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山田誠一建築設計事務所
SEIICHI YAMADA AND ASSOCIATES

〒420-0839 静岡県静岡市葵区鷹匠3-5-15 第一ふじのビル 3B| google map
tel|054-298-6112
E-mail|mail@yamada-architect.jp


山田誠一 Seiichi YAMADA
一級建築士(国土交通大臣登録 第 332084 号)
1978|静岡県生まれ
2011|山田誠一建築設計事務所 設立

本田圭 Kei HONDA
1995|福島県生まれ
2018|東北大学 卒業
2018|リスボン大学 交換留学
2020|東京大学大学院 修了
2020-|山田誠一建築設計事務所 スタッフ

建築は、建物と他者(自然・事物・存在)との関係性の秩序から見いだされる領域のようなものだと考えています。
建築は目には見えませんが、建物を介することで新たな発見や再認識の気付きを私たちに与え、感情の喚起という驚異がそこに生まれます。 建築設計という思考の視点を通して、様々な要件を関係づける建物を導き出し、建築を求めていきたいと考えています。

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設計から完成までの流れ[期間|一般住宅を想定]

1. ご相談
メールや電話にて、お気軽にお問い合わせください。

2. ヒアリング
ご要望や予算、期間などについてのヒアリングを行います。

3. ファーストプランのご提案[1〜3ヶ月程度]
敷地調査、法令確認などを行い、図面・模型等によるご提案をさせて頂きます。
*ファーストプランご提案費用として5万円 (税別) の費用をご請求いたします。
*設計契約される場合、ファーストプラン費用は契約に含まれます。

4. 設計契約
ご依頼頂く場合、設計契約を取り交わします。

5. 基本設計[1〜3ヶ月程度]
ファーストプランをもとに打合せを重ね、具体的なプラン、素材、構造、機器などを決定します。

6. 実施設計[3ヶ月程度]
基本設計をもとに、施工に必要となる意匠・構造・設備設計図を作成します。

7. 工事見積[1〜2ヶ月程度]
選定した施工業者に工事見積を依頼します。
*見積金額によっては、減額のための仕様変更等のご提案及び予算調整を実施します。

8. 建築確認申請手続
施工業者決定後、建築確認申請手続きを行います。

9. 工事監理[9ヶ月程度]
現場確認及び連絡調整を随時行い、工事が設計図通り適正に進められているかを監理します。
また工事の進行に合わせて、検査機関による各種検査を実施します。

10. 竣工引渡し
工事完了後、検査機関による完了検査を受け、建築検査済証を受領します。
タイミングを協議した上で、写真撮影及び完成見学会(*見学会は協議により開催)を行います。
すべて終了後、最終設計検査を行い、竣工引渡しとなります。

— 設計監理料
設計監理報酬額は、国からの指導によって算出基準が定められており、その枠内にて報酬額を決定しております。設計監理報酬額の算出方法は、設計難易度、技術者の経験年数、人工単価等によって詳細におこないますが、正規の算出方法では設計監理報酬額が想定以上に超過する傾向があるため、過去の実績と算出基準を考慮して簡略化し、設計監理料率を用いて算出しております。

住宅|総工事費10〜12%(詳細についてはお問い合わせください。)

*最低設計監理料|270万円(+消費税)
*リノベーション・リフォーム・住宅以外の用途に関しましては、工事内容や建物規模、構造形式などを踏まえて算出しております。

支払条件|

設計監理業務委託契約時 / 設計監理報酬額|30%
見積設計図面完了時   / 設計監理報酬額|50%
監理業務完了時     / 設計監理報酬額|20%

*最終的な総工事費の増減による設計監理料は、竣工時に精算とさせて頂きます。

諸経費|設計監理報酬額に含まれないもの

地盤調査費及び地盤補償費
確認申請作成・手続き費用|10万円(税別)
建築確認申請・中間・完了検査手数料
その他各種申請作成費用・手数料(必要な場合)
長期優良住宅、フラット35等申請作成・手続き費用(必要な場合)
構造設計・計算費用(設計監理報酬額の20%程度)
設備設計料(一般的な住宅以外で必要な場合))
遠方による交通費+出張費
消費税
House in Kannami-cho|函南町の家|2023

神社の鳥居や垣のつくる領域に興味がある。囲うことや潜ることの形式や行為が、何もない空白のなかに手前と奥の感覚を生み、場所への意識を変化させる。ひとつながりの場所なのに空気が変わったような印象を受けるのは、この見えない領域を意識する感覚によるものだろう。この関係性を、街と住宅に置き換えてみる。住宅を街という大きな空間のなかの空白と捉え、街の奥に展開する暮らしについて考える。


計画地は、工場や月極駐車場、医院、長屋のような店舗の建て込んだ一角にある。敷地一帯が境界線を跨ぐようにアスファルトに覆われていて、どこまでが道でどこからが敷地なのか一見してわからない。抜け道として各敷地を通過していく人や車も多く、当初は駐車場に住宅を計画するような印象を持ったが、何度か敷地を訪れていると、風化したアスファルトの荒さやパッチワークのような継ぎ目が、コンパクトな街の風景に馴染んでいると感じるようになった。街と暮らし、それらを構成するものを単に切り分けて整理するのではなく、敷地を横断するこの街の印象を住宅の領域に引き入れたいと思った。

まず、敷地境界線から各面をセットバックし、敷地よりひとまわり小さい建物の外形を設定した。そのなかに生活の溜まりとなる場所や連続する通路を配し、建物内外を巡るシークエンスをつくりだした。そこに寄りつくように住まいに必要な諸機能や室を接続し、異なるボリュームの寄せ集まった佇まいが生まれていった。外壁はアスファルトの色味や肌理を踏襲したモルタル掻き落とし仕上げとし、周囲に広がるアスファルト舗装の印象と馴染ませている。シークエンスの起点となる場所には光を落とす筒状のトップライトを設け、気積の違いや床の勾配と合わせて場所ごとの陰影を変化させた。通過し視線をつなぐ各窓からは、切り取られた建物の外壁と街の景色が見え隠れし、慣れ親しんだ街とこの場所とを結びつける。日々の暮らしのなかで、見えることと見えないことの体験の蓄積によって、意識の中に固有の風景がつくられていくことを求めた。

意匠山田誠一建築設計事務所 山田誠一 本田圭
構造高橋俊也構造建築研究所 高橋俊也
施工大栄工業(建築工事)
山脇豊左官 山脇豊(別途左官工事)
飯沼克起家具製作所 飯沼克起(別途家具工事)
写真新建築社 写真部 福田 駿

House in Kannami-cho|函南町の家|2023

Waffle|ongoing

RC造の住宅の計画。

Waffle|ongoing

House in Nishichiyoda-cho|西千代田町の家|2021

日本家屋の様式や伝統を再構築する。

静岡市の中心部、駿府城へ続く街区の住宅地に建つ自邸の計画である。築城の際に資材運搬に利用した小川が近くを流れ、蛙の鳴く田園が残る。伝統的な日本家屋への尊敬から、開放性と奥を起点として様式や伝統を更新し、郷愁に陥ることなく、これからの日本の家の構築を試みている。

3×6間角の外周面に柱を900mmピッチで立て、切妻屋根の形状に結ぶ.1,800mmピッチに組んだ平たい格子梁を900mmずつ左右にずらして積層させ、梁架構をつくる。材のすべてを90mm角ヒノキ材としてコストの合理性を図り、柱材を抱き合わせることで、断熱層を設けつつ細長比をクリアする。こうして、階段室を中心としたワンルームに土間を含めて4つの床が生まれ、架構は建物内部に雲のように浮かぶ躯体となる。

3×6板を基準とした縦3層の壁は水切りと窓の役割を果たし、段状の陰影が外観の輪郭をつくる。壁を閉じると、前面を通過する人、揺らぐ植物、水盤などが、銀色の外壁に反射して浮かび上がり、家の存在を滲ませる。内部では階段室により各階の床が垂直に繋がり、架構を通過した小さな光が土間を照らす。壁を1枚開くと、外観に暗い穴のようなものが現れ、内部にはひと筋の鋭い光が差し込む。壁をすべて開くと、土間は街と連続し、水盤を反射した光が上部の架構に揺らめく。壁の開閉によって内や外から見えるものが切り替わる。その繰り返しによって、壁の向こう側にある見えないものを表象させるこの家は、どこか寺院のようでもある。朝夕、僧侶が建具を開閉することで領域が変化するように、日々のささやかな営みが、街角と暮らしをつくる。

*DETAIL > PRESS KITにて、より多くの写真や図面、プレス用のPDFファイル等をダウンロード頂けます。
*ENGLISH|Getting Ready...

意匠山田誠一建築設計事務所 山田誠一
構造高橋俊也構造建築研究所
施工桑髙建設(建築工事)
飯沼克起家具製作所(別途家具工事)
金森正起(金物工事)
庭アトリエ(作庭工事)
写真川辺明伸

House in Nishichiyoda-cho|西千代田町の家|2021

House in Nishichiyoda-cho|西千代田町の家|diagram

掲載
「Process of the Works|住宅の設計方法」(オーム社)

House in Nishichiyoda-cho|西千代田町の家|diagram

Process of the Works|住宅の設計方法

オーム社より、単著「Process of the Works|住宅の設計方法」が出版されました。

独立から現在までの思考の変遷を「空間・構築・中庸・意志」という4つのテーマに分け、設計のアイデアを形にしていくプロセスを図面やダイアグラムを用いながら綴っています。


全国の書店、Amazon、楽天ブックスなどで取り扱っております。

Process of the Works|住宅の設計方法

House in Nishichiyoda-cho|西千代田町の家|movie

House in Nishichiyoda-cho|西千代田町の家|movie

House in Irino|入野の家|2022

意匠山田誠一建築設計事務所 山田誠一
構造高橋俊也構造建築研究所 高橋俊也
施工桑髙建設(建築工事)
山脇豊左官 山脇豊(別途左官工事)
飯沼克起家具製作所 飯沼克起(別途家具工事)
金森正起(別途金物工事)
植真 太田真光(作庭工事)
写真川辺明伸

House in Irino|入野の家|2022

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